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カテゴリー:野菜の物語
産地からのご馳走「サラたまちゃん」
ブロンコビリーにとって欠かせない食材「サラたまちゃん」という特別なたまねぎを産地取材してきました。熊本県南部の芦北地域を訪れ、生産者の方から「サラたまちゃん」にかける強い思いや、こだわりをお伺いすることができました。
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サラたまちゃんってご存知ですか?
熊本県にあるJAあしきたで生産されている「生で食べられる、サラダたまねぎ」がキャッチコピーのサラたまちゃん。1998年には第3回全国環境保全型農業コンクールで農林水産大臣賞を受賞したというスゴいたまねぎです。いったいどんなたまねぎなのでしょうか。
サラたまちゃんの特長
一番の特長はキャッチコピーの通り、みずみずしく辛みが少ないということ。
水にさらさず、そのままサラダで美味しく食べられるため栄養が抜けません。
つまり、とても優れているたまねぎの栄養分がたっぷり摂れるんです。もちろん熱を加えても甘みがさらに増し、とても美味しく頂けます。
芦北地域ってどんなところ?
九州の熊本県南部に位置するJAあしきたは、葦北郡芦北町・津奈木町・水俣市をエリアとする自然豊かな地域で、たまねぎの他にも、デコポンなどの特産品で有名です。
温暖多雨な気候、不知火海の優しい潮風といった自然環境が「サラたまちゃん」の育成に大きな影響を与えています。
以前に取材させていただいた八代市にも近く、自然が豊かで農業の盛んな九州はブロンコビリーのお客様のもとにたくさんの美味しい野菜を届けてくれる大切な土地です。
ブロンコビリーとサラたまちゃん
ブロンコビリーでは2008年からJAあしきたとの取引を開始し、サラたまちゃんの美味しさから、旬の時期だけ期間限定でサラたまちゃんの「オニオンスライス」の提供を行っています。
毎年、このオニオンスライスを楽しみにされているお客様もいるほど大人気のたまねきです。
サラたまちゃんの生みの親にお話を伺いました。
今回、サラたまちゃんの生産者の代表を務める田畑さんに、詳しくお話を伺いすることができました。
田畑さんは、このサラたまちゃんの開発に携わった人物であり、サラたまちゃんの名付けの親でもあるのです。
そもそも1998年当時にたまねぎに名前を付けて販売すること自体が大変珍しかったそうです。
サラたまちゃん誕生までの道のり
現在は年間2,000トン以上も生産されるサラたまちゃんですが、はじめは本当に田畑さんが一人だけで試行錯誤されてつくってきたそうです。
他県産のたまねぎに対抗するために早い時期に出荷できるたまねぎをつくったのがきっかけで、そのたまねぎを収穫後にスライスして生で食べてみたら驚くほどみずみずしくて甘く驚いたそうです。
「その美味しさを多くの人に知ってもらいたい」という思いが原点なのだそうです。
「サラダたまねぎ」という新しい食べ方の提案とともに、栄養価の高いたまねぎとしてアピールするため、愛らしいサラたまちゃんというネーミング、さらにはキャラクターも作ったことで知名度が高まっていきました。サラたまちゃんはブランドたまねぎの先がけなのです。
美味しさの秘密
すべては芦北の気候と風土だと田畑さんはおっしゃいます。温暖多雨な気候と不知火海の優しい潮風がサラたまちゃんの味をつくるのだそうです。同じ品種のたまねぎを別の土地で作っても同じ味にはならないそうです。
安心・安全であることの徹底
サラたまちゃんはすべて手作業で除草を行い、有機肥料、農薬の種類や量、栽培方法などさまざまな厳しい基準を守って生産されています。
この作り手の安心・安全に対する強いこだわりこそ、サラたまちゃんが他のたまねぎとは違う大きな理由なのだと思います。
「食べていただく方のために自らの手間を惜しまない」というサラたまちゃんづくりにかける姿勢は、ブロンコビリーが大切にする考えに近く、田畑さんのお話を伺う中で大変共感を覚えました。
地元でも愛されるサラたまちゃん
毎年、あしきたでは「サラたまちゃん祭り」が開催されるそうです。
写真はメインイベントといってもいい「サラたまちゃんの詰め放題」地元だけでなく熊本県外からもこのサラたまちゃんを目当てにお客様が訪れ、毎年大変な賑わいをみせるそうです。
実はたまねぎはステーキとも相性バツグン
たまねぎに含まれる硫化アリルという成分が、お肉に多く含まれるビタミンB1の吸収を助ける働きがあるそうです。
そのため、ブロンコビリーでサラたまちゃんを食べるというのはとても理にかなった食べ方だといえるのではないでしょうか。
サラたまちゃんには和風ドレッシングがオススメです。
現在、期間限定でこのサラたまちゃんのオニオンスライスがサラダバーで提供されています。旬の時期だけの限定商品ですので、お早めに!
※2024年6月時点での情報です。
ぜひ、ブロンコビリーで、熊本の自然が育て特別なたまねぎ「サラたまちゃん」をご堪能してください!
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