更新日:
カテゴリー:野菜の物語
産地からのご馳走「きたみらい赤玉ねぎ」
北の大地、北海道の北東に位置する赤玉ねぎの産地、北見市を訪れました。 季節限定サラダバーに使用されている「きたみらい赤玉ねぎ」のたくさんの魅力をご紹介します。
- ブロンコビリーをフォロー
自然豊かな北見の大地
北見市は、北海道の北東に位置する広い市で、自然豊かな環境から農業がとても盛んな土地です。
カーリング日本代表である「LS北見」の町としても有名です。
そんな北見地方の美しい田園風景が続く中を車で走り、「JAきたみらい」を訪れました。
北見市は、玉ねぎやじゃがいもの一大産地で、中でも玉ねぎの生産量は日本一を誇ります。
日照時間が長く、降水量が少ない北見地域で育った玉ねぎは球のしまりがよく、熱を加えるととても甘くなるという特長があります。
「きたみらい赤玉ねぎ」への熱い想い
この北見の土地で玉ねぎを長年つくられている生産者の佐藤和彦さんに、きたみらい赤玉ねぎの魅力やつくり手の想いを語っていただきました。
とても広い畑ですが、収穫の最盛期以外は基本的に佐藤さんのご家族だけで作られているそうです。
(写真は収穫直前の赤玉ねぎの畑)
佐藤さんは16年前に一般的な黄玉ねぎの生産に加えて赤玉ねぎの生産に挑戦されました。
赤玉ねぎは、一般的な玉ねぎとくらべると非常に手間が掛かるため、16年間たくさんの試行錯誤をしながら続けてこられたそうです。
苦労がいっぱいの赤玉ねぎ
通常の黄玉ねぎよりも病気や害虫に弱く、水分量が多く皮が薄いため傷もつきやすい赤玉ねぎ。
見た目が大切な野菜でもあるため、機械の速度もゆっくりと慎重に動かす必要があり収穫に時間がかかります。
こんなに手間と時間がかかる赤玉ねぎですが、佐藤さんは
「苦労も倍だけど、その分切った時の楽しみも倍になるんです。」といいながら、赤玉ねぎを半分に切って、その美しい断面みせてくれました。
繊細な仕事の結果が、このように収穫されたものにちゃんと現れるということに感動しました。
この仕事のやりがいとは
玉ねぎづくりのやりがいを佐藤さんにお伺いしました。
「玉ねぎのコンテナに書かれた日本全国の出荷先をみて、自分の作った玉ねぎたちが、一つ一つどうやって食べられるのか、これはカレー、これはハンバーグに入るかも。なんて想像するのが楽しく、自分のつくったものが日本の食卓の一部をつくっていると考えると、とてもやりがいを感じます。」
玉ねぎづくりにかけるとても熱い想いをお話していただきました。
「きたみらい赤玉ねぎ」がお店に届くまで
8月上旬から9月いっぱいまで収穫を行い、最盛期の9月上旬は北見の町全体で大変な忙しさだそうです。
収穫された玉ねぎは、選果場へと運ばれ、乾燥させた後、規格ごとに分けられたのち貨物列車やトラックで北海道から日本全国の市場へ運ばれます。なんと九州や沖縄にも出荷されるそうです。
そんな長い長い道のりをたどって、その後市場からブロンコビリーの各店舗へ運ばれ、お客様のテーブルへと運ばれるのです。
「日本一の玉ねぎの町」が持つプロ意識
今回、生産者の佐藤さんや、JAきたみらいの方々とお話をする中で、高いプロ意識を感じました。
玉ねぎの生産量日本一だからこそ、北見の町全体で、一人ひとりが「日本一の玉ねぎの生産地」ということを自覚し、自信と誇りを持ちながら真摯に取り組んでいるのだと感じました。
彩りだけではない赤玉ねぎの優れた特長
赤玉ねぎの鮮やかな赤色がサラダを華やかに彩ります。でも魅力はそれだけではありません。
一般的な黄玉ねぎより辛味や刺激臭が穏やかで甘味があるので、生食のサラダやマリネなどに適しています。
赤玉ねぎには普通の玉ねぎにはないポリフェノールの「アントシアニン」が含まれます。
「アントシアニン」は植物が紫外線やウィルスなどから身を守る為に作られる成分で、非常に強い抗酸化作用があるといわれています。
ブロンコビリーにとって「ご馳走」とは
客人に美味しい食事を用意するために、各地に馬を走らせ食材を集めたというのが「ご馳走」の語源です。
ブロンコビリーでは、「ご馳走」の語源の通り、担当者が本当に良い物を日本中、そして世界中から探して集め、現場の環境や自らの舌で味を吟味し、お客様のために最高の食材を最高の状態で提供することを常に目指しています。
ぜひお店で「きたみらい赤玉ねぎ」をお試しください!
11月10日(水)スタートの北海道ご当地フェアでは「北見産赤玉ねぎと赤野菜のサラダ」「北の大地のカルボナーラ」でこの北見産赤玉ねぎを使用しています。
ブロンコビリーでしか食べられないオリジナルサラダといっしょに、ぜひお試しください。
- ブロンコビリーをフォロー
-
この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう!