更新日:

カテゴリー:野菜の物語

産地からのご馳走「知多半島の大根」

知多半島のたっぷりの潮風と太陽を浴びて育った大根。 ふつうの大根とはひとあじ違った甘みとみずみずしさを持つこだわりの大根の物語をご紹介します。

知多半島の魅力

ブロンコビリー発祥の地である名古屋市の南に位置する知多半島。

20191226_chita_daikon_01

古くから、味噌や酢作りが盛んな土地です。人気のウィスキー「知多」もここで製造されています。

名古屋から車で1時間ほどで行ける便利な場所にありながら、自然豊かな土地、温暖な気候で、玉ねぎやキャベツの産地としても有名です。

 

 

ブロンコビリーがみつけた知多のご馳走

20191226_chita_daikon_02

今回ブロンコビリーがみつけたご馳走は、この知多半島で作られた大根。

甘みとみずみずしさが溢れるこだわりの大根をご紹介します。

20191226_chita_daikon_03

生産者の綱島慶人さん。

28才という若さでこだわりの大根づくりに挑んでいます。

 

 

まず驚いたのは畑のロケーション

知多半島の先端、師崎(もろざき)にほど近い高台の上に綱島さんの大根畑があります。

海の向こうに見えるのは三河湾に浮かぶ篠島、そしてその先にうっすらと見えるのは渥美半島です。

20191226_chita_daikon_04

温暖で日当たりも良好。海底が隆起してできた土地のためミネラルが豊富な土。

綱島さんの理想とする大根づくりに適したこの土地に惹かれ、全く何もなかった荒地を自ら耕したそうです。

 

 

土づくりへのこだわり

温暖な気候、ミネラルが豊富な土、強い風、昼夜の寒暖差。この土地ならではの条件を利用し、さらに美味しい大根を育てるため、栽培期間中は化学肥料不使用、化学農薬不使用で、有機質の肥料にこだわり徹底的に土づくりを行いました。

20191226_chita_daikon_05

3年かけて土をつくり、土もどんどん成長していて、はじめた当初よりも大きくておいしい大根がたくさん収穫できるようになってきました。

収穫の度にそんな成長を感じることが綱島さんのやりがいとなっているそうです。

 

 

必要な分だけを毎日出荷

最盛期は12月。収穫量は最大で1日4〜5トンにもなるそうです。

20191226_chita_daikon_06

出荷する量だけ毎日収穫するのもこだわりのひとつ。梨のようなみずみずしさ、シャリシャリとした食感と甘みが綱島さんの大根の魅力です。

その魅力を味わっていただきたいため、収穫したての鮮度の良いものがお店に届くように、毎日必要な量だけを収穫していただいています。

 

生の大根の持つチカラ

ところで、なぜ大根おろしが卵焼きやさんま、ハンバーグなどと合わせて食べられるのかご存知でしょうか。

ブロンコビリーでも、大根おろしトッピングや、ステーキソースにもたっぷりの大根を使用しています。

20191226_chita_daikon_07

なんとなく「さっぱりと食べられる」というようなイメージがありますが、実はちゃんとした理由があるんです。

 

大根にはごはんなどの炭水化物、肉や魚などのタンパク質、油などの脂質を分解する働きを持つ分解酵素(ジアスターゼ、プロテアーゼ、リパーゼなど)が含まれます。

20191226_chita_daikon_08

それらの分解酵素は熱に弱いため、大根をサラダにしたり大根おろしにして生のまま食べると良いというのがその理由です。

こういった研究がおこなわれる以前から、昔の人がさんまや卵焼きを大根おろしといっしょに食べていたのはとても興味深いですね。

 

 

ぜひお店で知多半島の大根を味わって下さい。

ブロンコビリーでは、そんな知多半島の大根の味を最大限に味わっていただくために、綱島さんの大根を生のまま色鮮やかな紅芯大根と合わせてサラダバーに期間限定で提供します。

※2019年12月時点での情報です。提供が終了している場合がございます。

20191226_chita_daikon_09

ブロンコビリーオリジナルのドレッシングとの相性は抜群です!

ぜひお店で、みずみずくて甘い知多半島の大根をお楽しみ下さい。

ブロンコビリーをフォロー

この記事が気に入ったら

同じカテゴリの記事