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カテゴリー:ブロンコビリーの物語
【特集】ブロンコビリー40年の物語
ステーキハウス ブロンコビリーの創業40周年を記念して、ブロンコビリー40年の歴史を紹介します。40年という歴史の中でさまざまな苦難を乗り越えてきたことで、現在のブロンコビリーがあります。この歴史を紐解くことで、ブロンコビリーの原点を知っていただきたいです。
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多くのお客様や仲間と出会うために
【喫茶店 トミヤマ】
現会長の竹市靖公が名古屋市北区に喫茶店「トミヤマ」をはじめたのが1969年のことでした。とてもよく流行った喫茶店でしたが、竹市は「もっとより多くのお客様、より多くの仲間と出会い、幸せにしたい」という思いを持ち、自らの足で日本全国の繁盛店をみてまわり研究を重ねました。
そしてついにたどりついたのが、1978年に開店したステーキハウス「ブロンコ」でした。
1980年に現在の「ブロンコビリー」に
ブロンコビリーの名前の由来は、「野生の馬」「荒々しい」という意味をもつ「ブロンコ」と、「常に少年の心を忘れない」という思いからアメリカの少年の名前「ビリー」をあわせたものです。
はじめはほとんどお客様がいらっしゃいませんでした。
【第1号店 大曽根店 名古屋市北区】
開店当初は知名度が全くなく、お客様より従業員の人数の方が多いという日々が続いたといいます。レストランではなくジーパン屋と間違われたこともあったそうです。
その中で、竹市は近所の大きなスーパーの前に幌馬車を引いてチラシを配ったり、新聞社やテレビ局に電話をするなど、少しでも認知度を上げるために様々な工夫を行いました。
炭焼きとサラダバーを導入し順調に成長
【昭和橋店 名古屋市中川区】
1980年代、外食産業の文化が広がる中で、ブロンコビリーは1985年に当時珍しかった炭焼きとサラダバーの導入で人気を博します。
多店舗出店に対応するため、1993年にコミサリー(自社加工工場)を開設。品質管理と調理の合理化をはかりました。同時に働く人材の採用にも力を入れ、数多くの仲間がブロンコビリーに入社しました。
それらの取り組みで、順調に店舗数を伸ばし、1990年の8店舗から1995年には14店舗、翌年には19店舗と店舗を拡大し続けました。
デフレの中でブロンコビリーも低価格競争に挑む
時は1990年代の後半、バブル崩壊後のデフレの中で、外食業界はこぞって低価格競争を行いました。ブロンコビリーも2000年にその競争に挑むことを決め、コスト削減のため、悩んだ末に人気だったサラダバーと炭焼きを廃止し低価格メニューを打ち出しました。
最大の危機「BSE問題」
2001年、そんな厳しい低価格競争の最中に、それが起こりました。
全世界を巻き込む騒動となったBSE(牛海面状脳症)問題です。
日本中の牛肉を扱う企業が大打撃を受ける中、ブロンコビリーも例外ではなくこれまで来て頂いていたお客様がぱったりと来なくなってしまいました。低価格メニューも裏目に出てしまい売上が激減。2001年度は5億円の赤字を計上してしまいました。
最大の危機に行ったこと
このピンチに竹市は、BSE問題などの周りの環境のせいにはせず、お客様との信頼関係を築けていない自分達自身のせいだと考えました。
そして従業員全員で一丸となりブロンコビリーの「得意なこと」「好きなこと」「高い評価を得ること」は何かを考え、徹底的に改革を行いました。
「炭焼き」「サラダバー」「大かまど」の開始
2004年、さまざまな改革を重ねた末、廃止していた炭焼きとサラダバーを復活させました。さらにごはんのかまど炊きもはじめました。
現在のブロンコビリーの「炭焼き」「サラダバー」「大かまど」のスタイルがここからはじまります。
業績回復と高利益体質の確立
その結果、見事に業績はV字回復し、2005年に経常利益率17.2%を達成しました。これは当時の外食産業の中で全国3位という快挙でした。
この高い利益率は1年では終わらず、ブロンコビリーは現在も高利益体質を継続しており、2014年にはついに経常利益率1位を達成しました。
「人財教育」で、会社の根幹を太くする
業績が良くなってからも気を緩めることなく、アメリカ研修、年頭会議、KKIといった従業員教育に力を注ぎました。
働く仲間と共に、常に高い目標に挑戦を続けたことで、その後のリーマンショックなどの荒波も乗り越えることができました。
東証1部上場でさらに出店を加速
働く仲間とその家族の物心両面の幸福をさらに拡大させるため、2007年にジャスダックに上場、2012年には東証1部への上場を果たしました。
現在は、出店範囲を広げ、関東、関西地区にも積極的に新店舗のオープンを続けています。2016年には100店舗を達成。2018年3月現在は125店舗になりました。
おかげさまで40周年。これからも挑戦を続けます。
今まで40年間ブロンコビリーをご愛顧頂きありがとうございます。40年という長い間、ブロンコビリーを続けることができたのは、ブロンコビリーを愛してご来店いただけるお客様と、働く仲間とその家族に支えていただいたおかげです。
これからもブロンコビリーは多くの地域のお客様や働く仲間に出会えるようもっと店舗を増やし、食を通じて~断トツ幸せな食卓を~提供できるレストランを目指します。
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